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ヘルシー食材の豆腐。豆腐の健康パワーと食べ過ぎによる弊害を知りましょう。




豆腐は高タンパク、低カロリー

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豆腐は安くて美味しいので、
和食には欠かせない食材ですよね。

そのまま冷奴で食べても良いですし、
湯豆腐にしても炒めても良いので、
使い勝手が良いことも特徴の1つです。

豆腐は安くて美味しいだけでなく、
ヘルシーなこともメリットですよね。

豆腐は、高タンパクで低カロリーなんです。

豆腐の原料は大豆ですので、
植物性の良質なタンパク質を摂取することができます。

木綿豆腐の場合、100g中6.8gのタンパク質が含まれています。

植物性タンパク質は、動物性タンパク質に比べて
脂質やカロリーを抑えながらタンパク質を摂取できる
というメリットがあります。

豆腐のカロリーは100gあたり木綿で77kcal、
絹ごしだと58 kcalです。

肉類だと鳥胸肉は皮付きで191 kcal、
豚ばら肉は386 kcalですので、
タンパク質を取るなら豆腐の方が低カロリーでヘルシーですね。

ダイエットにはタンパク質の摂取は必須ですので、
豆腐はダイエットに最適な食材なんです。

イソフラボンがたっぷり

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豆腐のメリットは
高タンパク低カロリーというだけではありません。

豆腐には大豆イソフラボンがたっぷり含まれているんです。

豆腐100g中に大豆イソフラボンは約30mg含まれています。

大豆イソフラボンは
女性ホルモンのエストロゲンとよく似た働きをしますので、
更年期障害の改善や骨粗しょう症の予防に有効なんです。

閉経後の女性は
1日50~80g程度取ると健康に良いという研究結果があります。

豆腐は1丁300g程度ですので、豆腐半丁に煮豆や豆乳、
納豆を食べれば、1日の目標摂取量を達成することができます。

イソフラボンは取りすぎると
乳がんのリスクがアップするとされていますが、
これはサプリメントからイソフラボンを摂取した場合ですので、
食事からイソフラボンを摂取する分には問題はありません。

サポニンとレシチン

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豆腐を食べると、サポニンとレシチンも摂取することができます。

サポニンは、体内の活性酸素を抑制してくれる効果があります。

つまり、最近話題の抗酸化作用があるんです。

ですから、生活習慣病予防を期待することができます。

このほかサポニンには発ガン抑制作用や
エイズ発症抑制効果があるという研究結果もあります。

レシチンは乳化作用が強いため、
血管にこびりついたコレステロールを溶かして、
動脈硬化を予防する働きがあるんです。

また、肝臓に脂肪が蓄積するのを防いでくれますので、
脂肪肝の予防もできます。

さらに、レシチンは脳の活性化にも効果があり、
認知症予防効果もあるとされています。

食べすぎは要注意

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ヘルシーで健康に良いことだらけの豆腐ですが、
食べすぎには要注意です。

中国で55歳の男性が、腎臓結石を取り出す手術を受けました。

取り出した結石の数はなんと420個!

この男性は中毒と言えるほど豆腐を食べていたそうで、
医師によると豆腐の食べすぎが
420個の結石の原因と推測できるとのことです。

豆乳から豆腐を作る時に、にがりを入れて固めます。

にがりはカルシウムがたくさん含まれているんです。

通常だと取りすぎたカルシウムは体外へ排出されるのですが、
脱水気味だと過剰なカルシウムは
腎臓で固まって結石になってしまうんです。

ただ、この420個の結石の男性は
「中毒」と言われるほど豆腐を食べていたためで、
通常の量だったら毎日食べても問題ありませんので安心してください。





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2015年7月3日 | カテゴリー:食生活

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